ではこのクルマの走りは? というと、ひと言で表わすなら「オーセンティック」ということになる。自動でせり出すサイドステップに足をかけ、フカッ! としたシートに腰を降ろし、いい意味で武骨なタッチのドアをバスン! と閉める。エンジをヴォン! と始動させ、シフトセレクターをズバッ! と入れ、ステアリングをスルスルと回して走り出す。そうした一連の所作と操作感は、昔ながらのアメリカ車の味わいそのものだ。
これまでのV8からダウンサイジングしたV6の3.5リットルエンジンは、“Eco Boost”の打ち出しではあるが、ドロロロと野太い音を響かせ悠々と回る。385ps/63.6kg-mもの性能だから、そうそう回さずとも走れ、一般道を日本の法定速度で流せば、1000rpm+程度でユルユルと回っている程度。乗り心地もアメリカンSUVらしいおおらかさだ。R32スカイライン・オーテックバージョンとは8代目スカイラインの4ドアに、

 

NAのRB26型2.6リッター直6エンジンを搭載。
現行セントラは7代目。2012年秋、ロサンゼルスモーターショー12で発表された。セントラは元々、日本の『サニー』の北米市場での車名。2004年、サニーの日本国内販売の中止に伴い、北米専用セダンとなった。また日産は2012年4月、北京モーターショー12において、新型『シルフィ』を発表。日本市場にも、同年12月に導入した。米国向けの現行セントラは、新型シルフィの兄弟車に位置づけられる。
ロサンゼルスモーターショー15で初公開された2016年モデルでは、現行型のデビューからちょうど3年が経過し、初の大幅改良を実施。グリル、フェンダー、ボンネット、ヘッドライトと、フロントマスクを一新。新型『ムラーノ』に始まり、新型『マキシマ』、改良新型『アルティマ』にも導入された最新の日産デザイン言語を表現した。